(1からの続き) 「善知鳥」の猟師は、善知鳥のおかげで生きていたにもかかわらず、生前あまり鳥に感謝しなかったようだ。 というのも既に、とっくに神話は忘れ去られ、人間の都合主義に陥っていた。あるいは、それは個人に依るかもしれないが、全体として…
善知鳥と書いて、うとう、と読む。 親が「うとう」と鳴くと、子が「やすかた」と答えたという鳥だ。 そんな鳥が実際いるかというと、海鳥にウトウがいる。 鳴き声は、昔の人の豊かな想像力でそう聞こえたのか。 その呼び合いゆえ親子の絆が強い鳥とされ、和…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。